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【1日6分】研究でも明らかになっている読書の効果・メリット

恋愛小説や推理小説、短編集、雑誌…。
私たちの身の回りには、多くの「本」で溢れています。

現在は紙の書籍や電子書籍、オーディオブックなど、あらゆる形で本が生活に浸透していて、より本の世界に触れやすくなっています。

そんな本ですが、実は読書習慣は私たちに多くの効果やメリットを与えてくれることが分かっているのです。

今回は、そんな読書の効果やメリット、おすすめの読書の方法を詳しくご紹介していきます。

目次

読書の効果・メリット6選

それでは早速、読書の効果とメリットをみていきましょう!

①1日6分の読書で、ストレス解消に繋がる

読書の効果1つ目は「ストレス解消効果」です。

読書について、研究をおこなっているイギリスのサセックス大学は「6分間の読書は、ストレスを68%軽減させる」と発表しています。

また、アメリカのミネソタ大学も読書についての研究をおこなっていて「他人から干渉されない静かな場所で1日30分本を読む時間を作ること」を勧めているのです。

中でも、サセックス大学の研究結果である、1日6分の読書でストレスが緩和されるというのは、現代人にとって嬉しい情報ですよね?

家事の合間や通勤、通学の合間など、スキマ時間をうまく活用すれば読書習慣を作れるはず!

本が好きだという方は、ぜひ空いた時間を有効活用してみてはいかがでしょうか?

ここでの注意点は、なるべくゆっくり落ち着いた気持ちで読むこと。

焦って文章を目で追うだけでは、かえってストレスが溜まってしまいデメリットとなってしまうので注意です。

本はゆっくり読んだ方がストレスの緩和にも繋がるので、こちらも覚えておいてくださいね。

②語彙力や文章力が身に付く

読書をすることで、その本に出てくる語彙や表現を学ぶことができます。

つまり、本を読めば読むほど、あらゆる分野の知識が身に付き、文章力が身に付くのでです。

文章力は仕事などでの対面コミュニケーションはもちろん、メールのやり取り、プレゼン資料作成などにも役立つもの。

プライベートで「こんな時なんて言ったらいいんだろう」という時も、語彙や表現を多く知っていれば、その時々の気持ちに合った言葉がすぐに思い浮かぶでしょう。

読書で身に付けた語彙力や文章力は、仕事やプライベートでもたくさん活かすことができるのです。

③作者の考え方や体験を「追体験」できる

今は現代作家をはじめ、過去に生きた作家の作品も読むことができます。

どのようなジャンルの本であっても、作者の考え方や体験がその中には詰まっています。

つまり、読むことでその作家の考え方や経験を追体験することができるのです。

宇宙飛行士の話、音楽家の話、経営者の話…。

本を通じて得た経験をどう人生に活かすのかはそれぞれですが、多くの経験や考え方、生き方を知ることで、物事に対しての視野は確実に広げられます。

④創造力が高まる

読書は文章の情報を頭の中でイメージしながら読み進めていきます。

読書をする時、私たちの脳は普段とは異なる使われ方をしていることが脳生理学者の酒井氏より発表されていて、読書には創造力を高める効果、メリットもあるといわれています。

日々の生活や仕事に役立つワクワクするようなアイデアも、読書習慣を続けることで思い浮かぶことが多くなるかもしれません。

⑤脳が活性化する

医学博士である川島教授の研究によると、創造性や思考と関係がある「前頭前野」や視覚情報を処理する「後頭葉」は、読書をすることで活性化されるといいます。

特に効果があるといわれているのが音読で、自分が読み上げる本の内容を自分自身の耳で聞くことにより、脳の多くの部位が活性化するといわれています。

音読はスピードを早めて読んだ方がより効果が期待できるといわれているので、興味がある方は音読での読書習慣を意識してみるのもおすすめです。

⑥病気の予防や死亡率が下がるという研究も!

現在は多くのエンターテインメントが存在していますが、その中でも本を読むのは特に脳に良いと考えられています。

また、読書はアルツハイマー病や私たちの寿命に関わる効果もあることが、近年の研究で明らかになっています。具体的な内容は次の通りです。

・アルツハイマー病の原因物質「ベータアミロイド」の形成を抑える
・読書が趣味の高齢者は、そうではない高齢者と比べて「ベータアミロイド」が少ない
・週に3.5時間以上本を読む人は、そうではない人より死亡率が23%低い


読書習慣を身に付けるだけでこれらの効果・メリットがあるのは、嬉しい発見ではないでしょうか?

このように、心身ともにあらゆる効果・メリットが期待できる「読書習慣」

特におすすめなのは、このような方です。

・本が好き
・読みたいジャンルがある
・ドラマや映画の原作が気になる
・語彙力を身に付けたい
・創造力を高めたい
・今の自分よりもステップアップしたい

このように思っている方は、ぜひ今日から読書習慣をスタートしてみてはいかがでしょうか?

効果的な読書方法4つ

ここからは、読書習慣を身に付けたい方に向けて、おすすめの読書方法を4つご紹介していきます。

①読みやすい本を選ぶ

読書にあまり慣れていない方は、読みやすい本を初めに選ぶのがおすすめです。

例えば、厚みがある本だと「読むの大変そう」と思ってしまい、読む前から疲れてしまうこともしばしばです。

厚みがない本などはすぐに読めるので、このようなタイプを選ぶのも良いでしょう。

また、パラパラと見てみて挿絵がある本もイメージを膨らみやすいので読みやすいです。

その他、今の自分が必要としている情報やずっと知りたいと思っていたことがあれば、それらが紹介されている本を選ぶのも良いでしょう。

②繰り返し読む

本は、一度読んだくらいだと内容はすぐに忘れてしまうことも多いです。

そこでおすすめの方法が、「繰り返し読む」ということ。

本は何度も読み返すことで記憶として脳にインプットされます。

本に書かれている内容をしっかりインプットしたい方は、7回ほど繰り返して読んでみてください。

③並列読書をおこなう

「並列読書」とは、2冊以上の本を同時に読み進めていくという方法のこと。

1冊の本をじっくりと読み進めるのも良いですが、同じ本を読み続けると45分ほどしか集中力が続かないことが研究で明らかになっています。

より読書の効果を実感したいなら、1冊目の本を45分読書した後、2冊目の本を45分読書する、という流れで並行読書をするのがおすすめです。

並行読書は集中力が持続しやすくなるだけではなく、多くの本の知識を関連付けてインプットすることもできる、メリットが多い読書法です。

④読書ノートを書く

読んだ本の内容をよりインプットしたいという方は、「読書ノート」を書いてみましょう。

読書ノートに書く主な内容は次の通りです。

・本のタイトル
・作者
・出版社や発行年
・本の概要
・感想(気付いたこと、疑問に感じたことなど)

書く内容は自由なので、自分がワクワクするような本の情報を盛り込みながら作ってみてください。

自作の読書ノートをインスタなどで紹介している人もいるので、気になる方は「#読書ノート」で検索してみてください。


読書ノートを書くなら、読んでいる最中気になる部分に付箋を貼っておくと、後で振り返りがしやすくなります。

また、手書きが面倒という方は、読書記録アプリを利用するのもおすすめです。

「読書メーター」というサイトは読んだ本を記録できて月々の読書量を計算できたり、日本中の読書好きの人とコミュニケーションを取ることができます。

読書メーターはアプリもあって、簡単に読んだ本が管理できます。
気になる本のレビューもチェックできますよ!

まとめ

読書は思考力や創造力が高まるだけではなく、知識を得たり作者の体験や価値観を追体験することで、視野を広げることもできます。

また、脳や健康上に良い効果を与えてくれることも研究上判明しています。

読書には多くのメリットがあるので、本に興味がある方はぜひこの機会に1日6分の読書習慣を始めてみてはいかがでしょうか?

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