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カフェのメニュー選びが楽しくなる!コーヒーメニューの種類と特徴

アメリカンコーヒーやカプチーノ、カフェラテなど、カフェに行った時コーヒーのメニューを見て、どんなドリンクなのかわからず困ったことはありませんか?

そこで今回は、コーヒーの種類と特徴を詳しくご紹介していきます♪

記事を最後まで読めば、カフェでコーヒーメニューを選ぶのが倍楽しくなること間違いなし!

ぜひ最後までご覧くださいね!

目次

コーヒーの種類は大きく分けて2種類ある

コーヒーの種類は、大きく分けて

・ブラックコーヒー
・エスプレッソ

の2つに分けられます。

カフェでよく見かける「カフェオレ」や「カフェラテ」は、これらの種類にアレンジを加えたものになります。

ここでいう「コーヒー」とは一般的に飲まれることが多い「ブラックコーヒー」のことを指します。

一方、エスプレッソは挽いたコーヒーの粉を専用のエスプレッソマシンにセットして、高い圧力で抽出したコーヒーのこと。

エスプレッソは、ブラックコーヒーと比べると抽出量が少なく、色が濃いのが特徴です。

そのため、中には「苦そう」と思われる方もいるかもしれませんが、エスプレッソマシンにセットしてすぐに抽出されるので、雑味がなく、コーヒーのコクと旨みが凝縮されています。

ブラックコーヒーのメニューの種類

コーヒーメニューを大きく分けると「ブラックコーヒー」と「エスプレッソ」の2種類だとご紹介しましたが、ここからはそれぞれの種類から派生するドリンクメニューをご紹介していきます。

まずは「ブラックコーヒー」からです。

①ストレートコーヒー

ストレートコーヒーとは、特定の地域で栽培された単一のコーヒー豆のこと。

・タンザニア…キリマンジャロ
・ジャマイカ…ブルーマウンテン
・コロンビア…エメラルドマウンテン

カフェや喫茶店でこのように表記されているのを一度は見たことがあると思います。

これらはそれぞれ、その国や地域でコーヒー豆が栽培されたことを示しています。

ストレートコーヒーは、産地や地域ごとの特徴や個性をふんだんに味わうことができるので、それぞれの産地の豆の個性を味わいたいと思っている方にぴったり。

「コーヒー」とひと言でいっても、味わいの特徴は産地ごとによって異なります。

「ストレートコーヒーをあまり飲んだことがない」という方は、ぜひこの機会に色々な産地のコーヒーを飲んで、自分好みの味わいを探してみてください♪

②ブレンドコーヒー

ブレンドコーヒーとは、2種類以上の豆を組み合わせたコーヒーのこと。

ストレートコーヒーにはない奥深さや複雑な味わいが楽しめるのが特徴です。

ブレンドコーヒーはカフェや喫茶店で1品はある定番メニュー。

お店のこだわりが詰まった味わいになっているので、「一番のおすすめ」として案内しているお店も多いです。

カフェに行って何を注文しようか迷った時は、ブレンドコーヒーを選んでみるのもおすすめです。

③アメリカンコーヒー

アメリカンコーヒーとは、浅煎りのコーヒー豆で淹れたコーヒーのこと。

浅煎りコーヒーは深煎りコーヒーとは違って、焙煎時間が短いのでコクや苦みがマイルドで酸味を感じるのが特徴。

後味さっぱりのコーヒーが飲みたいという方におすすめです。

「アメリカン」という名前のコーヒーメニューですが、実は和製英語でアメリカに「アメリカンコーヒー」というメニューは存在しません。ちょっと意外ですよね。

④ウインナーコーヒー

オーストリアの首都であるウィーンで生まれたコーヒーメニュー。

カップに注がれたコーヒーの上にたっぷりのホイップクリームが乗っているのが特徴で、コーヒーとクリームを混ぜて味わったり、別々に味わったりなど、好みに合わせて楽しめるコーヒーメニューです。

ちなみに、ウインナーコーヒーも和製英語。本場のウィーンに行って「ウインナーコーヒー」と伝えても通じないのでご注意を。

⑤カフェオレ

濃いめに淹れたコーヒーと温かい牛乳を混ぜて作るコーヒーメニュー。

主にフランスで好まれているメニューですが、数多くの日本のカフェや喫茶店でも飲むことができます。

コーヒーと牛乳は1:1の割合で混ぜ合わせて作るのが一般的です。

⑥ダッチコーヒー(水出しコーヒー)

ダッチコーヒーとは、ゆっくりと水出しで抽出するアイスコーヒーのこと。

「ダッチ」というのはオランダの国を意味する言葉。その昔、オランダが設立した世界初の株式会社である「東インド会社」は当時統治下だったインドネシアにオランダ人を駐在させていました。

オランダ人がインドネシアで飲んだコーヒー豆は「ロブスタ種」と呼ばれる苦みを強く感じるコーヒー豆で、オランダ人の口には合わなかったようです。

そこでオランダ人は「何とかして美味しいコーヒーを作ろう!」と試行錯誤をおこない、後に誕生したのがこのダッチコーヒーです。

水を使ってじっくり抽出することで、インドネシアコーヒーが持つ独特な苦みは抑えられ、マイルドな味わいになったといいます。

ダッチコーヒーは元々砕いたコーヒー豆を木に吊るして、そこに水を流してアイスコーヒーを抽出していたようですが、今は専用のガラス製の器具を使用して抽出します。

数時間かけてじっくりと抽出されたアイスコーヒーは、まろやかな口当たりで格別な味わい。

そんなダッチコーヒーの器具は形が特徴的で、見た目も格好良いです。

もし訪ねたお店にダッチコーヒーの器具があったら、ぜひ注文してみてはいかがでしょうか?

エスプレッソのメニューの種類

続いて、エスプレッソのメニューについて詳しくご紹介していきます。

①エスプレッソ

20世紀初めにイタリアで誕生したといわれているコーヒーメニュー。

語源は「急行」という意味の「エクスプレス(express)」です。

専用の器具に挽いたコーヒー豆をセットして抽出していきますが、抽出にかかる時間はわずか20~30秒。

抽出される量は25~30ccと、一般的なブラックコーヒーの種類と比べるとかなり少なめです。

少量ながらも味わいは濃くて奥深く、飲み応えがあります。

エスプレッソは上から「クレマ」「ボディ」「アロマ」の3層となっていて、砂糖を入れて2~3口でサッと飲むのがイタリア流です。

②カフェマキアート

イタリア語で「染みをつける」という意味のこちらのコーヒーメニュー。

表面に残るミルクの跡が染みのように見えることからこのように名付けられました。

カフェマキアートは、エスプレッソに泡立てたミルクを注いで作ります。

【エスプレッソ3:フォームドミルク1】
という割合で作られるのがイタリア流♪

カフェラテやカプチーノと比べると量が少なく、よりビターな味わいです。

こちらもサクッと飲めるコーヒーメニューなので、時間がない時にピッタリ。

砂糖を入れてぜひ味わってみてください。

③カフェラテ

少量のエスプレッソに牛乳を加えたもので、こちらもイタリア発祥のコーヒーメニューです。

カフェラテを作る時は、牛乳が泡立つのを防ぐために、牛乳を蒸気で温めた「フォームドミルク」を使います。

フォームドミルクをエスプレッソに注ぐことで、ふわっとした柔らかい口当たりを感じることができます。

カフェラテとカフェオレは似ていますが、違いは、

・カフェラテ…エスプレッソ+牛乳(フォームドミルク)
・カフェオレ…コーヒー+牛乳

となります。

エスプレッソを淹れるプロである「バリスタ」がいるお店では、カフェラテを注文すると「ラテアート」と呼ばれる絵柄をカフェラテの表面に描いてくれることも♪

ラテアートが楽しめるのもカフェラテの魅力のひとつですね♪

④カプチーノ

こちらもエスプレッソにフォームドミルクを入れて作るコーヒーメニュー。

カフェラテとの違いは、ミルクの泡であるフォームドミルクにあります。

カフェラテは蒸気で温めたミルクをエスプレッソに注ぐという作り方ですが、カプチーノは蒸気で温めて泡立てたものを使うのが一般的で、カプチーノの方がカフェラテよりもミルクの泡の割合が多いのです。

ミルクの泡はカプチーノの方が多め。
ですが、ミルクはそこまで多く含まれていません。
カフェラテよりもエスプレッソが濃いので、よりビター感が味わえます♪

その時々の気分で楽しんでみてくださいね♪

⑤カフェモカ

カフェモカは、アメリカで生まれたコーヒーメニュー。

エスプレッソにチョコレートシロップ、フォームドミルクを入れて作ります。

カフェラテやカプチーノとの違いは、チョコレートが入っているかどうかという点です。

濃い味わいのエスプレッソにチョコレートの甘さはとても良く合います。

チョコレート好きな方はもちろん、甘いコーヒーメニューが好きな方にもおすすめです。

カフェモカはお店によって、ホイップクリームを添えたり、カフェモカの上にさらにチョコレートソースをかけたりなど、アレンジも豊富です。

ぜひ、色んな味わいのカフェモカを味わってみてくださいね♪

まとめ

コーヒーメニューにはご紹介したように様々な種類があります。

どの種類のコーヒーメニューも味わい深いので、ぜひカフェや喫茶店などで注文する時の参考にしてみてください。

色んな種類のコーヒーメニューを飲むことで、自分の好みがよりハッキリわかるはず♪

コーヒーは知れば知るほど楽しい飲み物なので、ぜひこの機会に気になるコーヒーメニューを味わってみてくださいね。

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