コーヒーを飲んで動悸がすると「大丈夫かな?」と不安になってしまいますよね?
そこで今回は、コーヒーを飲むと動悸がする原因や治し方についてご紹介!
紅茶は平気なのかどうかも合わせて解説していきます。
コーヒーを飲んで動悸が起きやすい方、動悸が起きて不安な方は、ぜひ記事を最後まで読んでみてくださいね。
コーヒーを飲むと動悸がする原因は?
コーヒーを飲むと動悸がする原因は、コーヒーに含まれる「カフェイン」です。
カフェインには睡眠物質である「アデノシン」の働きを抑え、眠気を覚ます効果があります。
ですが、カフェインはこの時心拍数も上げてしまいます。
そのため、飲み過ぎてしまうと動悸が起きやすくなるのです。
動悸が起きた時の治し方は?
コーヒーを飲み過ぎて動悸がする時のおすすめの治し方は「水を飲む」ことです。
こうすることで体内のカフェインが薄まり、動悸が収まりやすくなります。
また、早歩きしたり、走ったりすると動悸がひどくなることもあります。
コーヒーを飲み過ぎた時は無理に体を動かさず、安静にして過ごすようにしてくださいね。
この治し方で大体は収まりますが、この治し方でも動悸が収まらない場合は病院で胃洗浄をしてもらうこともできます。
カフェインは摂取してから約30分で効果を発揮し、その後4時間後には摂取したカフェインの半分が体外へと排出されます。
そのため、まずは4時間を目安に様子を見るのも良いですが、これまでに経験したことがないような動悸が起きていて、不安に感じている方は、無理をせずすぐに病院を受診するようにしてください。
コーヒー飲み過ぎによる動悸を防ぐ方法は?
ここからは、動悸を防ぐ予防方法について解説していきます。
➀コーヒーを飲み過ぎない
まず大事なのはコーヒーを飲み過ぎないことです。
コーヒーのカフェインは、健康な成人で1日400㎎以下にするのが良いといわれています。
コーヒーにおけるカフェイン量は100mlあたり約60㎎なので、130~150ml入れられるコーヒーカップで飲んでいる方は3~5杯くらいを目安に飲むようにしましょう。
②カフェインレスコーヒー(デカフェ)を飲む
ご紹介したように、コーヒーは1日3~5杯に抑えるのが良いといわれていますが、実はカフェインの効きには個人差があります。
つまり、6杯飲んでも特に変化がない人もいれば、2杯ほどで動悸が起こる人もいるのです。
もし、「自分はカフェインに敏感な方だ…」と思うなら、あらかじめコーヒーの量を控えたり、カフェインレスコーヒーを飲むのがおすすめ。
カフェインレスコーヒーは、その名の通りカフェインがかなり除去されたコーヒーのこと。
カフェイン含有量はわずか0.1%以下とかなり低くなっています。
そのため、カフェインレスコーヒーはカフェインの摂り過ぎを防ぎたい方や妊娠中、授乳中の女性にもピッタリ。
カフェインレスコーヒーに関する記事もあるので、ぜひチェックしてみてください。
③温度を低くして淹れる
コーヒーを淹れる時、温度を低くすると抽出後のカフェインの含有量を抑えることができます。
カフェインは水に溶けやすい成分で、温度が高いとより多く抽出されます。
コーヒーを味わうのに最適な温度は95℃前後だといわれていますが、コーヒーカップを温めておけば80℃ほどの低い温度でも十分おいしく飲めます。
コーヒーは温度を低くしたお湯で入れると酸味がまろやかになり、甘味が引き立つことも。
コーヒー好きの方は、ぜひこの方法も試してみてください。
動悸が起きやすい人でも紅茶は平気?
紅茶は、コーヒーと比べるとカフェインの含有量が少なめ。
そのため、コーヒーを飲んで動悸が起きやすくなる人でも、「紅茶は平気」と感じることが多いです。
それぞれの100mlあたりのカフェイン含有量は次の通りです。
・コーヒー…60ml
・紅茶…30ml
コーヒーと比べると紅茶は平気ですが、1日400㎎に抑えた方が良いという点は変わらないので、紅茶を飲む場合も飲みすぎには気を付けるようにしてくださいね。
「カフェインをなるべく控えたい!」という方は、ハーブティーもおすすめ♪
ハーブティーの中にはカフェインが含まれているものもありますが、次のハーブティーにはカフェインが含まれていないため、より安心です。
・カモミール
・ローズヒップ
・ルイボス
気になる方は、ぜひこれらのハーブティーもチェックしてみてくださいね♪
まとめ
コーヒーを飲んで動悸がするのは、カフェインが原因です。
動悸が起きた時は、すぐに水分を摂って安静にするようにしましょう。
カフェインが含まれているコーヒーは、1日当たり3~5杯に留めておくのが良いとされています。
「コーヒーそのものの味が好き」という方は、カフェインレスコーヒーも飲みながら、カフェインの摂り過ぎに注意してみてくださいね。
また、紅茶はコーヒーの約半分の量しかカフェインが含まれていませんし、ハーブティーの中にはノンカフェインタイプも多くあります。
カフェイン量が気になる方は、ぜひ紅茶やハーブティーも取り入れてみてください。
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