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成功者はなぜ読書をするのか?おすすめのジャンルや必読書まとめ

Microsoftの共同設立者ビル・ゲイツや、Facebook改め「Meta(メタ)」の創業者であるマーク・ザッカーバーグ、NIKEの創業者フィル・ナイト…。

彼らは「成功者」として、世界に名を轟かせています。

彼らのような成功者には共通点があります。

それは「本を愛し、読み続けていた」ということ。

このような事実もあり、一般的に「成功者の中には読書家が多い」ともいわれています。

果たして、読書をすることで成功できるのでしょうか?

今回の記事で詳しく解説していきます。

目次

成功者たちの読書量

ではまず、名だたる世界の成功者たちがどのくらい本を読んでいたのか、詳しくみていきましょう。

■ビル・ゲイツ

Microsoftの共同設立者であるビル・ゲイツは、年間約50冊の本を読んでいるといいます。

これは、週に1冊という読書ペースです。

ゲイツが読む本のジャンルは主にノンフィクションで、公衆衛生や疫病、工学、ビジネス、科学などのジャンルにも触れているそうです。

ジャンルから、ゲイツは現実的に起きている事象を、より深く知りたいと考えていたことが伺えます。

ゲイツはたまに小説を読むこともあるようで、その際は夜中に一気に読んでしまうそうです。

■マーク・ザッカーバーグ

Facebook改め「Meta(メタ)」の創業者であるマーク・ザッカーバーグも、読書を愛する成功者のひとりです。

ザッカーバーグが本格的に読書習慣を心がけたのは2015年から。

なぜ読書を始めたのかというと、「知らない文化や歴史、信仰、テクノロジーを知りたい」というのが理由のようです。

そんなザッカーバーグは年間25冊を読んでいて、2週間に1冊のペースで読書をしています。

■デビッド・ルーベンシュタイン

投資会社カーライル・グループの共同創業者であるデビッド・ルーベンシュタインは、1日に新聞を8紙熟読し、週に6冊の本を読むといいます。

この読書量を年間に換算すると約312冊にもなることから、彼も相当な読書家であることが分かります。

■フィル・ナイト

NIKEの創業者であるフィル・ナイトも本を愛する人物であることが、ニューヨーク・タイムズの記事で明らかになっています。

その記事によると、ナイトは執務室の裏に書庫を所有しており、そこを神聖な空間として考えていたようです。

書庫に入るものは、全員靴を脱いで一礼しなければいけなかったと紹介されていることから、ナイトが「本」に対して大変な敬意を払っていたことが伺えます。

成功者たちが読書をするのはなぜ?

上記でご紹介した成功者以外にも、多くの成功者は読書の時間を大切にしています。

一体なぜ、成功者たちは読書をするのでしょうか?

成功者たちはその理由を、インタビューなどで次のように語っています。

・多くの本を読んで知識を身に付けたい
・異なる文化や歴史について学びたい
・この世界について、より深く知りたい
・知識だけではなく、言葉や語彙も学びたい

以上のことから、成功者の多くは「自分がまだ知らない未知の世界に触れたい」という思いで読書をしているといえるでしょう。

読書量と年収は関係している?

ここまで成功者の中には読書習慣を心がけている人もいるとご紹介いましたが、本当に読書をすることでビジネスの成功を掴んだり、年収が上がるということがあるのでしょうか?

興味深い調査があるのでご紹介していきます。

調査①2009年 日経新聞がおこなった調査
年収800万円以上の人の平均月額書籍購入額は2,910円でした。
これに対して、年収400万円~800万円の方は2,557円、400万円未満の方は1,914円でした。

調査②アメリカがおこなった調査
大富豪の88%が1日30分以上読書をしていますが、年収300万円前後の人たちの中で1日に30分以上読書をしていた人はわずか2%でした。

調査①の検証は、古本や文庫などを購入して月額費が安くなっている可能性もあるので、ハッキリ断言できない部分もありますが、年収が多い人はそうではない人以上に読書の時間を作っていることは事実です。

仕事とは無関係に思えるジャンルの本でも、読むことで自分の仕事と繋がって新しいアイデアを生み出すことができるかもしれませんし、読書をすれば普段の仕事や生活だけでは触れられない語彙や表現に出合うこともできます。

経営者になりたい方はもちろん、今の自分よりステップアップしたいと考えている方はぜひこの機会に読書習慣をスタートしてみてはいかがでしょうか?

成功者が読む本のジャンルとは?

成功者たちの読む本のジャンルですが、当然ながら人によって異なるので「これ!」というハッキリとしたものではありません。

ですが、数々の調査で、成功者の多くが次のようなジャンルを読む機会が多いようです。

・歴史書
・成功者の自伝
・ビジネス書
・新聞

この中でも特に多いのが、他の成功者の自伝です。

このジャンルは、「一度は手に取って読んだことがある」という人が多く、ビジネスを成功させるまでの過程や失敗談などを読みながら、自分の行動と照らし合わせたり、今後の活動の参考にしているようです。

自伝には成功者の実体験がまとめられるので、読むことで得られる知識も豊富にあるはず。

ぜひ一度手に取ってみてください。

成功者になりたい人必見!おすすめの必読書3選

ここからは成功者になりたい人に向けて、おすすめの必読書を3冊ご紹介していきます。

①人を動かす D.カーネギー

邦訳500万部を突破した、歴史的ベストセラー本。

数多くの自己啓発書の原点ともいえるこちらの本は、人間が生きていく上で必要不可欠な人間関係の原則を、数々の実践を磨いて得た事例をもとに説いています。

1936年に初版が刊行されて以来、時代に合わせて内容を改良してきた現行。

人を動かす経営者を目指している方、必読です。

②嫌われる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教え 岸見 一郎

心理学の三大巨匠といわれているアルフレッド・アドラーの教えが、哲学者と青年の対話形式で紹介されています。

アドラーは「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と説き、人間関係の問題を解消していくための具体的な方法を示しています。

「他人の目が気になる」
「あの人の期待に応えなければ」

そのような思いに捉われ、苦しんでいる方にこそ刺さる一冊です。

③道をひらく 松下 幸之助

昭和43年に発刊され、売上数400万部以上を誇る、屈指の名著。

自信を失った時やよりステップアップしたい時など、その時々の状況で為になる言葉があり、道筋を示してくれる一冊です。

事業の成功者かつ人生の成功者である松下幸之助の言葉だからこそ、胸に響く言葉が見つかるはず。

ぜひ手に取って読んでみてください。

まとめ

世界で活躍している成功者は本を読む習慣を大切にしています。

これまで行われた検証でも、年収が高い人と低い人とでは読書の時間が違っていることがわかっていますし、読書は多ジャンルのボキャブラリーを増やしてくれる大切なツールでもあります。

語彙力を高めたい方はもちろん、あらゆる知見を得たい、今以上にステップアップしたいと考えている方は、ぜひこの機会に読書をする習慣をつくってみてはいかがでしょうか?

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