「コーヒーを自宅で淹れて飲もう!」
そう思っている方にとって、コーヒーの賞味期限や保存方法は気になるポイントですよね?
そこで今回は、
・賞味期限
・保存方法
・賞味期限後の使い道
この3つについて詳しく解説していきます!
コーヒーが好きで自宅でよく飲むという方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
コーヒーの賞味期限はどれくらい?
コーヒーの賞味期限は、「コーヒー豆の状態」と「粉(挽いた)の状態」、「インスタントコーヒー」でそれぞれ異なります。
具体的な賞味期限は次の通りです。
・コーヒー豆の状態…2~3週間
・粉(挽いた)の状態…1週間
・インスタントコーヒー…(開封前)製造日から3年、(開封後)1か月
コーヒーは、豆の状態なら2~3週間は十分持ちます。
ですが、専門店によっては「美味しく飲める期間」を設けているところもあります。
コーヒー豆を買った時は専門店の人がおすすめする期間内に飲むようにすると良いでしょう。
また、表を見ていただいてわかるように、コーヒーは「豆」と「粉」では賞味期限が異なります。
挽いた粉状のコーヒーは、空気に触れる面積が増えるため酸化しやすく、豆の状態より5~10倍劣化が早いといわれているのです。
だからこそ、挽いたコーヒーはなるべく早めに飲むことが大事!
粉状のコーヒーを買っている方は、なるべく早めに飲むようにしてくださいね♪
一方、インスタントコーヒーはコーヒー液から水分を取り除いて粉末状や顆粒状にしたもの。
水分をほとんど含んでいないので劣化しにくく、賞味期限も長いのが特徴です。
コーヒーを自宅で淹れるという方は、コーヒーミルがあると便利♪
コーヒーをおいしく淹れるコツは色々ありますが、最も重要なのは「挽きたて」で淹れることです。
たったこれだけでグッと味わいがおいしくなるので、コーヒーライフをより楽しみたい方は、ぜひこの機会にコーヒーミルを購入してみてはいかがでしょうか?
自宅はもちろん、アウトドアの時にも持参できてとっても便利ですよ♪
コーヒー豆の保存方法は?
ここからは、コーヒー豆のおすすめの保存方法を解説していきます。
ちょっと工夫するだけで新鮮な状態を長くキープできるので、ぜひ参考にしてくださいね。
袋や密閉容器に入れる
喫茶店やカフェでコーヒー豆を購入した場合は、アルミコーティングされたジップ付きの袋で手渡してくれるので、その状態のまま密閉して保存しましょう。
もし、袋から出してしまった場合は、ビンなどの密閉容器に入れて保存するのがおすすめです。
1~2週間ほどで飲み切るなら冷蔵庫へ
袋や密閉容器に入れたコーヒー豆は、直射日光が当たらない冷暗所か冷蔵庫で保存するのがベスト!
冬場なら玄関など寒い場所で保存するのもOKです。
夏場は部屋の中が暑くなるので、冷蔵庫などで保存するのが良いでしょう。
2週間以上保存したいなら冷凍庫へ
2週間以上保存する場合は、冷凍庫で保存がおすすめです。
ただし、冷凍庫から出したコーヒー豆はかなり冷えている状態。
すぐにコーヒーを淹れると注いだお湯の温度が下がり、うまく抽出できない可能性があります。
コーヒー豆を冷凍した場合は、淹れる30分くらい前に常温に戻しておくと良いでしょう。
賞味期限切れのコーヒーの使い道は?
賞味期限が過ぎた後のコーヒーは飲めることは飲めますが、香りや風味が落ち、おいしくなくなってしまいます。
「風味が落ちてしまって、もう飲めないな…」
そう思ってしまうかもしれませんが、せっかく買ったコーヒー豆をそのまま捨てるのはもったいないですよね?
実は、コーヒー豆は飲む以外にも様々な活用方法があるのです!
ここからは、そんな賞味期限切れのコーヒー豆の使い道についてご紹介していきます!
消臭剤として活用する
使い道1つ目は、消臭剤として活用することです。
コーヒーには消臭効果があります。
淹れ終わったコーヒー豆(挽いた状態の豆でもOK!)のカスを小皿などに入れてニオイが気になる場所に置きましょう!
こうするだけで、嫌なニオイを防いでくれますよ♪
除湿剤として活用する
コーヒー豆は湿気を吸いやすい特徴があります。
淹れ終わったコーヒー豆のカスをしっかり乾燥させて、使用済みのコーヒーフィルターやお茶の不織布のパックに詰めればお手軽な「除湿剤のパック」の完成♪
除湿剤のパックができたら、あとはそれを押し入れや靴箱など湿気が気になるところに入れるだけでOKです!
市販されている除湿剤のように化学物質も含みませんし、消臭効果もあるので嫌なニオイを消しつつ除湿してくれます。
肥料として活用する
家庭菜園をしているなら、コーヒー豆のカスを肥料として活用するのもおすすめ!
肥料には「化成肥料」と「有機肥料」がありますが、コーヒーカスは自然界の植物から作られる有機質なので「有機肥料」に該当します。
ですが、コーヒーを肥料としてそのまま使うのは植物に良くないといわれています。
これは、コーヒー豆に窒素成分が含まれているため。
これが土に反応して土の窒素成分が少なくなるため、植物が肥料不足に陥ってしまうのです。
コーヒーカスを肥料として使いたい場合は、次のようにひと手間加えてから活用しましょう!
1.コーヒー豆のカスをしっかり乾燥させる
2.段ボール箱などの通気性が良い箱に【8割:落ち葉や腐葉土】【2割:コーヒーカス】を入れる
3.しっかり混ぜる
4.上にタオルなどを被せて、通気性を保った状態で保管する
5.1か月発酵させる
1か月の間、中身が温かくなっていない場合は発酵が十分ではないので、「米ぬか」を大さじ1~2杯ほど加えてください。
また、肥料がサラサラし過ぎていて、水分がまったくない場合は、少し水を加えましょう!
以上の工程で1~3か月熟成させれば、肥料として使うことができますよ♪
コーヒー豆の肥料は、そのまま土に混ぜて使ってみてくださいね!
肥料作りには「米ぬか」があると便利♪
クッキーやお菓子に混ぜると優しい味わいになるので、ぜひこの機会にひとつゲットしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
コーヒーの賞味期限は、
「豆の状態」
「粉の状態」
「インスタントコーヒー」
でそれぞれ異なります。
「豆の状態」と「粉の状態」は、ご紹介した保存方法を実践すればより長く新鮮な状態をキープできますが、なるべく早めに飲むようにしてくださいね!
また、賞味期限が切れて酸化したコーヒー豆も使い道はたくさん♪
消臭剤や除湿剤、肥料として活用できるので、ぜひこちらも合わせて参考にしてみてください。
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