「疲れていてやる気がでない」
「仕事に集中できない」
そんな時はコーヒーを飲むのがおすすめです!
その理由は、コーヒーに疲労回復効果があるから。
今回は、疲れが取れる効果的なコーヒーの飲み方やポイントについて詳しく解説♪
日頃仕事や家事の合間にコーヒーを飲むことが多い方は、ぜひ記事を最後までご覧ください。
コーヒーと飲むと疲れが取れる?
コーヒーを飲むと疲れが取れるのは、疲労回復効果が期待できる成分が含まれているからです。
その成分とは「クロロゲン酸」
赤ワインにも含まれている有名な成分ですね♪
そんなクロロゲン酸は、実はコーヒーにも含まれています。
その量は、なんと1杯140ccあたり約280mg!
カフェインの含有量は100mlあたり約60mgなので、カフェイン以上に含まれていることがわかります。
疲労回復以外にもクロロゲン酸にはたくさんの嬉しい効果が♪
主な効果は次の通りです。
・抗肥満作用
・抗酸化作用
・口臭抑制作用
あらゆる効果が期待できるので、ぜひコーヒーでクロロゲン酸を上手に摂ってみてはいかがでしょうか?
カフェインでは疲れは取れない?
コーヒーを飲んで疲れが取れるのは「クロロゲン酸」が含まれているからだとご紹介しましたが、クロロゲン酸以上に馴染みのある成分「カフェイン」には疲労回復効果はないのでしょうか?
カフェインには覚醒作用があるため、確かに飲むと目が覚めて集中力を高めてくれます。
多少疲れていても、「まだできるかも」という気持ちになり、仕事への意欲がわくことも多いでしょう。
ですが、カフェインの効果も一時的で2~3時間ほどとなっています。
「それなら2~3時間ごとに飲み続ければいい!」
このように思うかもしれませんが、注意すべきことがあります。
それは、カフェインは摂りすぎると体に悪影響を与えてしまうということです。
カフェインを摂りすぎると次のような状態になることもあります。
・頭痛
・吐き気
・不安
・震え
・下痢
このような状態に見舞われる恐れがあるため、健康な成人の1日当たりのカフェイン摂取量として推奨されているのは、1日400gまでとなっています。(妊娠中、授乳中の方は最大300gまで)
これはマグカップ(235ml)のコーヒーの場合、約3杯までという計算になります。
(妊娠中、授乳中の方は約2杯まで)
これらを踏まえると、カフェインが含まれたコーヒーを飲む場合は、大体1日3杯程度に留めておいた方が良いでしょう。
疲れが取れる効果的なコーヒーの飲み方
ご紹介した通り、コーヒーに含まれているクロロゲン酸は、疲労回復に効果が期待できます。
同じくコーヒーに含まれているカフェインも疲労を感じにくくし、集中力を高めてくれますが、摂り過ぎは禁物。そこで大事になるのが「どのようにコーヒーを飲むか」という点です。
ここからは、疲れが取れる効果的なコーヒーの飲み方について、詳しくご紹介していきます。
カフェインレスコーヒーを飲む
まずおすすめなのはカフェインレスコーヒーを飲むことです。
カフェインレスコーヒーはその名の通り「カフェインがほぼ含まれていないコーヒー」のこと。
クロロゲン酸はカフェインレスコーヒーにも多く含まれている成分。
そのため、カフェインを摂らずにクロロゲン酸の効果を得ることができるのです!
・カフェインが心配な方
・夜にコーヒーを飲みたい方
このような方はカフェインレスコーヒーを取り入れるのがおすすめ!
飲むと疲れが取れるだけではなく、カフェインの影響で目が覚めるなんて心配もありません♪
中には、「カフェインレスコーヒーってカフェインを取り除くために強い薬品を使っているんじゃ…」と思う方もいるかもしれません。
確かにカフェインを除去する方法として体に害を与えるものもありますが、日本では有機溶剤でカフェインを除去する方法は禁止されています。
そのため、日本でカフェインレスコーヒーを購入して飲む場合は特に心配することはありません。
一方、海外に行ってカフェインレスコーヒー買う、飲む場合は化学薬品を口にしてしまう恐れもあるため、注意が必要です。
浅煎りコーヒーを飲む
2つ目のポイントは、浅煎りコーヒーを飲むことです。
浅煎りコーヒーとは、焙煎が浅いコーヒーのことで、豆の色も淡い茶色。
飲むと苦味より酸味の方があるタイプのコーヒーですね。
クロロゲン酸は深煎りコーヒーよりも浅煎りコーヒーに多く含まれていることがわかっています。
疲れが取れるコーヒーを飲みたい方は、浅煎りコーヒーを飲むのがおすすめ!
ただし、浅煎りコーヒーは深煎りコーヒーよりもカフェインが多いので、飲み過ぎには注意しましょう。
手軽に飲みたいならインスタントコーヒーがおすすめ
クロロゲン酸は粉を溶かして手軽に飲めるインスタントコーヒーにも含まれています。
含有量は製品によって異なりますが、中にはドリップコーヒーと大差なくクロロゲン酸が摂れるものも。
・早く飲みたい
・職場で飲みたい
・コーヒー道具を揃えるのが面倒
このような方はぜひインスタントコーヒーを飲んでクロロゲン酸を摂ってみてはいかがでしょうか?
2~3時間ごとに飲む
クロロゲン酸の効果は、大体2~3時間だといわれています。
そのため、コーヒーを飲む時は2~3時間ほど間隔を空けるのがおすすめ!
一気に飲み過ぎるとカフェインの効果で胃腸に負担がかかったり、気持ち悪くなってしまうこともあるので注意してくださいね。
上手にコーヒーを飲んで健康効果に繋げていきましょう!
まとめ
クロロゲン酸が含まれているコーヒーを飲むと疲れが取れるだけではなく、抗酸化作用やダイエット効果など、あらゆる嬉しい効果が期待できます。
カフェインが含まれているため飲み過ぎは禁物ですが、上手に飲めば多くの健康効果を得られます。
またカフェインが苦手な方は「カフェインレスコーヒー」もおすすめ!
カフェインレスコーヒーもクロロゲン酸の効果はしっかり得られますし、妊娠中、授乳中の方も安心して飲むことができますよ。
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