お湯に体の半分だけ浸かる「半身浴」。
そんな半身浴には様々な効果が期待できますが、具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのかご存じでしょうか?
今回は、そんな半身浴のメリットやデメリット、効果的なやり方を詳しくご紹介していきます。
半身浴のメリット
それでは早速、半身浴のメリットからみていきましょう!
➀体に負担がかかりにくい
半身浴は、全身が浸かる「全身浴」と比べて水圧の影響を受けないため、体への負担が穏やかです。
全身浴は、水圧の影響を受けているので、実は少しずつ体力を消耗している状態。
一方、半身浴はこの点の不安が少ないため、心臓や内臓系に不安がある方や血圧が高めの方でもリラックスしやすい入浴スタイルです。
②むくみ解消に繋がる
半身浴は、時間をかけてゆっくり体を温めるので、むくみ解消の効果が期待できます。
デスクワークや立ち仕事でむくみが気になる方は、ゆっくり半身浴することで足がスッキリするのでおすすめですよ♪
ちなみに、半身浴がむくみ解消に繋がる理由は、下半身の血液やリンパ液が水圧の効果で上半身に押し戻されるから。
足がむくむと下半身太りの原因となりますし、血液やリンパの流れが悪くなると代謝低下に繋がります。
日頃から足のむくみが気になる方は、半身浴はかなりメリットが多いので、ぜひ取り入れてみてくださいね♪
③老廃物のデトックスに繋がる
半身浴は発汗作用があるため、良い汗をかくことができ、老廃物や余分な皮脂を排出してくれます。
習慣的に半身浴を行えば、デトックス効果でお肌もツルツルに♪この点も嬉しいメリットです。
④リラックスできる
半身浴は、じっくりと体温が上がって血行が促進されるので、筋肉の緊張が和らぎ、よりリラックスしやすくなります。
そこに好きな入浴剤やアロマを入れれば、極上の癒し空間に早変わり♪
仕事や家事の疲れを効果的に取ることができますし、自分の時間を満喫することでよりリラックス効果が期待できますよ。
⑤睡眠の質が高まる
半身浴は浮力の作用で、よりリラックス効果を得やすくなっています。
リラックスしている時は、副交感神経が優位になっている状態。
就寝前に半身浴をすることで、より入眠しやすく、睡眠の質も高まる効果が期待できます。
「寝つきが悪い」という方も、半身浴ならメリットが得られるのでぜひ取り入れてみてください。
⑥肌荒れの改善
半身浴は体内の血行を良くする効果も期待できます。
そのため代謝がアップ!
肌荒れやニキビ改善にも効果が期待できますよ♪
半身浴のデメリット
そんな半身浴にはデメリットもあります。
一体どのようなデメリットなのか、こちらも詳しくみていきましょう!
➀時間がかかる
半身浴は、じっくりと体を温める入浴方法です。
そのため、大体20分~30分くらいは必要なのですが、「入浴に時間をかけたくない!」という方にとってはこの時間がデメリットに感じられるでしょう。
②上半身が冷えることもある
半身浴は、みぞおちや胸の下あたりまで湯船に浸かります。
下半身が温まればあまり気になりませんが、それまでの間は上半身が冷えてしまう恐れも。
半身浴に慣れていない方は、上半身が冷えてしまわないよう乾いたタオルを羽織ったり、浴室暖房をつけると良いでしょう。
効果的な半身浴のやり方
半身浴をする際は、特別な器具などは必要ありません。
そんな半身浴はポイントを押さえながら行うことでより効果が期待できます。
ここからは、そんな半身浴の効果的なやり方を詳しくご紹介します!
➀水分補給をする
入浴中は、なんと800mlの汗をかくといわれています。
そのため、入浴中は水分補給を意識して行うことが大事!
水筒などを浴室に持って行くとすぐに水分補給できるのでおすすめですよ!
水分補給は入浴後も忘れずに行ってくださいね。
水分補給する時は、体を冷やさないよう常温の水にするのがポイントです。
②長時間浸かり過ぎない
半身浴の最適な時間は大体20~30分ほど。
これ以上行うとメリットを得られるどころか、肌を乾燥させてしまうため注意が必要です。
また、半身浴のお湯は38~40℃がベスト。
入浴中は湯船のフタを閉めることでより温度が下がりにくくなりますよ。
③アロマを垂らしてリラックス効果を促す
半身浴中は好みのアロマオイルを少し湯船に垂らすだけで、よりリラックス効果を得ることができます。
アロマ以外にも、入浴剤を入れたり、照明を落としてキャンドルに火を灯すのもおすすめ♪
ぜひ工夫しながらリラックスしやすい環境を作ってみてくださいね。
まとめ
半身浴は様々なメリットがある入浴方法!
20~30分必要、上半身が冷えやすいという点はデメリットですが、リラックス効果も高く睡眠の質も良くなります♪
ご紹介した効果的なやり方も参考にしながら、ぜひ半身浴を習慣的に取り入れてみてくださいね!
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