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ほうじ茶の効能とは?健康に良い理由を解説

香ばしい風味が特徴のほうじ茶は、広く飲まれている人気の日本茶です。

そんなほうじ茶にはあらゆる効能があることもわかっていて、健康志向が高い人にもピッタリ♪

今回は、そんなほうじ茶の効能について詳しく解説!

健康に良い理由を深掘りしていきます。

目次

ほうじ茶の特徴

ほうじ茶のあの独特の風味や香りは、茶葉を焙煎することで生まれます。

焙煎度合いによって異なる味わいが楽しめるため、愛好家が多く、日本茶の代表的な一種となっています。

また、ほうじ茶には抗酸化成分が豊富に含まれており、健康効果が期待できることから注目を集めています。

特に、カテキンの一種であるEGCGは抗酸化作用が強く、がんや生活習慣病の予防に役立つとされています。

そのため、健康志向の高い人々からの支持も厚く、健康飲料としても愛飲されているのです。

ほうじ茶の歴史

ほうじ茶の歴史は古く、江戸時代にはすでに広く親しまれていました。

そんなほうじ茶の起源は中国。

緑茶の一種である青茶の製造過程で、茶葉を火で焙煎することから始まったとされています。

日本においては、京都や滋賀を中心に製造され、茶人たちから高く評価されていました。

また、戦後になってからは、缶入りのほうじ茶が販売され、手軽に楽しめるように。

現在では、健康に良いとされる成分が含まれていることから、ますます人気が高まっています。

ほうじ茶の効能4選

そんなほうじ茶には様々な効能が期待できます。

一体どのような効能なのか、詳しくみていきましょう。

①抗酸化作用

ほうじ茶の主要成分であるカテキンには抗酸化作用があります。

私たちの体は加齢やストレスなどの影響を受け、体内の細胞がどんどん老化していきます。

抗酸化作用のあるにほうじ茶は、この細胞の老化を遅らせることができるのです。

また、ほうじ茶は、カテキンの一種であるEGCGが豊富に含まれています。

このEGCGは、抗酸化作用だけでなく抗菌作用や脂肪燃焼促進作用も期待できるもの。

さらに、ほうじ茶に含まれるテアニンは、ストレスや疲れを軽減し、リラックスさせる効果も期待できます。

②血糖値のコントロール

ほうじ茶に含まれるポリフェノールは、血糖値をコントロールする効果があるといわれています。

また、ほうじ茶に含まれるカフェインは、脂肪酸の代謝を促進し、血液中のグルコースが脂肪酸に変換されます。つまり、カフェインも血糖値を下げるのに一役買ってくれるのです。

ただし、ほうじ茶の血糖値コントロール効果は、一度に大量に摂取するのではなく、毎日少しずつ飲むことで得られるとされています。

血糖値が気になる場合は少しずつ飲むようにすると良いでしょう。

ただし糖尿病や血糖値の異常を抱えている人は、医師に相談してから飲むようにしてくださいね。

③睡眠が改善する

ほうじ茶には、リラックス効果があるアミノ酸の一種テアニンが含まれています。

テアニンは、脳内のGABA(γ-アミノ酪酸)の働きを促進させてくれるもの。

このテアニンの作用で脳はよりリラックスできるため、結果的に良質な睡眠へと繋がります。

また、ほうじ茶に含まれるカフェインも睡眠を改善させてくれる作用が期待できるもの。

覚醒作用がありますが、テアニンがカフェインの作用を緩和してくれるので、眠りに入りやすくなるといわれているのです。

さらに、ほうじ茶に含まれる成分には、ストレスを軽減するものも。

ストレスは、睡眠に悪影響を与える厄介なものですが、これを軽減してくれるのでより質の高い睡眠を得ることができます。

以上のようにほうじ茶には、

・リラックス効果
・カフェインの緩和作用
・ストレス軽減効果

このように睡眠を改善できる様々な成分が含まれています。

これらが総合的に作用することで睡眠の質を向上させてくれるのです。

ほうじ茶は他のカフェイン飲料の代替品になる?

ご紹介した通り、ほうじ茶はカフェインを含みます。

そのため、完全にカフェインの代替品として利用できるとは言い切れないのでその点は注意。

ですがカフェインを控えたい場合は、ほうじ茶が1つの選択肢としてなり得ます。

その理由は、ほうじ茶に含まれるカフェイン量は、緑茶や紅茶よりも少ないから。

また、ほうじ茶に含まれるテアニンはカフェインの興奮作用を和らげるため、カフェインの効き目が穏やかになりやすいといわれています。

しかし、ほうじ茶に含まれるカフェイン量は、品種や加工方法によって異なります。

そのため、完全にカフェインを避けたい場合には、カフェインフリーのほうじ茶を飲むのが良いでしょう。

ほうじ茶を飲む上での注意点

あらゆる効能が期待できるほうじ茶ですが、注意すべきポイントもあります。

ここからは、ほうじ茶を飲む上での注意点について詳しくご紹介していきます。

・飲みすぎると悪影響を与えることがある

ほうじ茶に含まれるカフェインは、過剰に摂取すると、不眠症や神経興奮、胃腸の不調を引き起こすことがあります。

また、カフェインは利尿作用があるため、大量に摂取すると尿の排出が増えて、脱水症状に繋がることも。

ほうじ茶に含まれるタンニンも、胃腸の粘膜を収縮させるため、過剰に摂取すると胃腸の不調を引き起こすことがあります。

ほうじ茶を飲む時は1日大体3~4杯ほどに留めるようにしましょう。

・妊娠中、授乳中の女性は特に飲み過ぎないよう注意

ほうじ茶にはカフェインが含まれているため、過剰なカフェイン摂取は、妊娠中の胎児の発育に悪影響を与える可能性があります。

また、授乳中の母乳にもカフェインが移行するため、授乳中に過剰なカフェインを摂取すると、赤ちゃんの睡眠を妨げてしまうことも。

さらに、ほうじ茶に含まれるタンニンは便秘を引き起こすことがあります。

妊娠中の女性は、特に便秘になりやすいためほうじ茶の飲みすぎには注意が必要です。

飲みたい時は、「カフェインフリー」のほうじ茶がおすすめですよ♪

まとめ

いかがでしたか?

ほうじ茶には様々な効能があり、習慣的に飲むことで嬉しい健康効果も期待できます。

ですが、やはり飲みすぎは体に良くないので、その点は注意。

ほうじ茶の風味が好きな人は、カフェインフリーのほうじ茶も販売されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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